AOU2004アミューズメント・エキスポ

04年2月22日更新

2月20日~21日(20日は業者招待日)10:00~17:00 幕張メッセ 2・3号館

画像についてはクリックすると、拡大画像が表示されます。

◆コナミブース

音ゲーは、『ギターフリークス11thMIX』『ドラムマニア10thMIX』『ポップンミュージック11』『beatmaniaIIDX 10th style』がそれぞれ1台ずつ出展。カードは使えません。『ポップン11』は、ロケテ版と同じバージョンです。3ステージまで遊べます。

『ギタドラ』は、新曲が3曲追加されていて、2ステージまで遊べます。バナーは3曲とも完成していて、クリップも3曲とも完成していました。「カナリヤ」のクリップはバナーを見ての通り、前作の「ヒカリへ」と同じ人です。あの4人の少年も今回もクリップの中に登場します。「ルージュの伝言」は、前作の「TOCCATA」と同じ人ですね。新曲が3曲追加された以外は、これまでのロケテバージョンと同じようです。

ちなみに待機列は、筐体の後ろにロープが張られていてそちらに誘導する形になります。大型モニターがあるので、待っている間もプレイしている人の映像が見られます。

ギター11thのタペストリー ドラム10thのタペストリー

ルージュの伝言のバナー Realのバナー カナリヤのバナー

待機列の様子 一般日の様子

音ゲーの待機列はこんな感じです(左は業者日、右は一般公開日の様子)

■ギター11th、追加新曲リスト

曲名

BPM

ギター

ベース

オープン

アーティスト

BAS

ADV

EXT

BAS

ADV

EXT

BAS

ADV

EXT

版権曲(カバー曲)

ルージュの伝言

153

13

22

25

15

19

-

15

23

26

荒井由美

コナミオリジナル

Real ~Lサイズの夢~

170

14

22

28

17

25

-

20

27

35

MAKI

カナリヤ GF dm MIX(Long曲)

153

26

43

52

-

-

-

-

-

-

ニカコ

■ドラム10th、追加新曲リスト

曲名

BPM

BAS

ADV

EXT

アーティスト

版権曲(カバー曲)

ルージュの伝言

153

15

23

48

荒井由美

コナミオリジナル

Real ~Lサイズの夢~

170

21

45

57

MAKI

カナリヤ GF dm MIX(Long曲)

153

19

43

54

ニカコ

今回のコナミブースは、『バトルクライマックス』をメインに持ってきていました。注目作ということもあり、大勢の人で盛り上がっていました。スキルカードやプレーヤーカードも飾られていました(ちなみにここだけ、はっきりと撮影禁止のマークが!)。

『クイズマジックアカデミー』は、筐体を彩る新しいポップ付きで展示。これまでのクイズマジックアカデミーの足取り、そして来月までの予定をまとめたパネルが置いてありました。2月に新しいゲームモードとして、互いの勲章をかけて戦うオンライン4人対戦「放課後ガチバトル」が。3月には「第2回アニメ&ゲームクイズ大会」「第2回スポーツクイズ大会」が予定されています。

メダルゲームは、初お披露目の『ウイングファンタジア』が大勢の人で盛り上がっていました。スゴロクとメダルゲームの両方の要素をうまくミックスした感じです。実際に試してみましたが、なんとなくシングルプレイの印象が強いメダルゲームの中で、これはお友達同士でいっしょに遊んだ方が楽しめるかなぁ、そんな印象を受けました。「ネバーランド港北」でロケテスト中の『ギガドレイク』も出展。こちらも、負けじと大人気でした。

『麻雀格闘倶楽部3』は、イベントでプロ雀士が登場したりと、こちらも大勢の人の注目を浴びていました。一般プレーヤーがプロ雀士に挑戦、というイベントもあり近くで見ることができましたが、プロのオーラーがヒシヒシと伝わってきました。

クイズマジックアカデミーの新ポップ クイズマジックアカデミーの歴史 ウイングファンタジア ウイングファンタジアの特徴

ギガドレイク ギガドレイクについて 麻雀格闘倶楽部3 麻雀格闘倶楽部3のイベント

◆セガブース

初公開『ザ クイズ ショウ』(ヒットメーカー開発)は、アメリカのテレビ番組の雰囲気をうまく出したクイズゲームです。司会の「デビット・バーガー」の軽快なトークで展開。4台の筐体が用意された対戦型クイズで、クイズに正解してビンゴカードにマーク。ビンゴをそろえた人が優勝です。テレビのクイズ番組そのまんまのセットを筐体にしたというのが、まず目を引きました。あと、「デビット・バーガー」の軽快でベタ(?)なトークを聞きながらの進行というのも面白いです。プレイするにはちょっと勇気(?)がいるかもしれませんが、テレビ番組に出演したつもりで思いっきりハマルのがこのゲームを楽しむポイントでしょうか。

あと映像出展されたAM2研の『Quest of D』も期待もてそうな作品です。筐体を見る限りでは、「アヴァロンの鍵」にレバーがついたような感じでした。トレーディングカードとネットワークRPGをうまく融合させたこの作品。ロケテストが始まったら、ぜひチェックしたいです。

ザ クイズ ショウの看板 ザ クイズ ショウの筐体 ザ クイズ ショウの情報モニター

◆ナムコブース

昨年のAMショーで映像出展されていた『THE iDOL M@STER』が参考出展されていました。『ドラゴンクロニクル』に続くリライタブルステージ第2弾で、今作はネットワークにも対応しています。プロデューサーとして、9人のアイドル候補生にステージ衣装・アクセサリー・歌などを自由に組み合わせ、自分だけのアイドルユニットを作り上げます。流行にうまく乗れば、注目度もアップ。

また、5種類のレッスンをこなすことで実力をつけていきます。コミュニケーションも大事で、何気ない会話にも気を抜けません。頂点にたつと語られる秘密のストーリーもあるとか?

TV出演のチャンスをかけてオーディション合格を目指します。ネットワーク対戦によるオーディションでは、全国のプレーヤーがライバルとなります。カードは、活動と成長を記録。描き込まれる画像は、あなただけのオリジナル。カードの種類は全10種類を予定しているそうです。

というわけで実際にプレイしましたが、今回はカード作成はできません。流れとしては、まずプロデューサーの名前を決めます。操作は、タッチパネル形式です。その後、事務所の社長に呼ばれプロデューサーとしてアイドルを育成するようにと通達。最初は一人だけプロデュースということで、ここで女の子が登場します。女の子の芸名を決めることができますが、自動で選ぶこともでき、自動で選ぶとナムコゆかりの女性キャラの名前が次々と出てきます(ワルキューレ・カイなど多数あり)。

1日の時間が流れていく中で、レッスン・ミーティングなどをこなしていきます。レッスンは先ほども書いたとおり5種類あって、「ボイスレッスン」「ダンスレッスン」などあります。レッスンはミニゲーム形式です。ミーティングは、女の子との会話で途中選択肢が出てきます。ここで適切な選択をすると、好感度が上がります。一日が終わると、いったんゲーム終了ということでコンティニューで続行するかきいてきます。

THE iDOL M@STERについて カードの予定デザイン 筐体

プレイ画面 プレイ画面(2)

一般日の光景(1) 一般日の光景(2) 一般日の光景(3)

上記3点は、一般日で見られた光景です。スタッフが左の看板をもって列を誘導していました。
そして、一時期はプレイするのに50分待ちも。あと、プレイした人には缶バッチが貰えました。

『湾岸ミッドナイト MAXI BOOST』は予告通り、ロケテストカードを会場で使用して遊ぶことができました。しかしそのままでは使用できないので、AOU専用カードへの引き継ぎが必要になります。ロケテストカード・AOUで発行されたカード・AOUでロケテカードから引き継いだカードは、一部のデータが製品版に引き継がれます。

●引き継がれるもの

名前・チューニング進行度・車名・ストーリーモード進行・ミッション・称号(ロケテ制覇は、超A級となる)

●引き継がれないもの

タイムアタックのタイム及びパスワード・乱入対戦の戦績

湾岸ミッドナイト MAXI BOOST ロケテストカードの引き継ぎについて

◆まとめ

今作はビデオゲームが少ないなぁというのが印象です。サミーぐらいですかねぇ、ビデオゲームで頑張っていたのは。業者日では、「SNKプレイモア」のNEOGEOタイトルを「ATOMISWAVE」に移行する発表があって、その時近くにいたのでちょっと聞いたのですが、あとでニュースを見直してからじっくり聞けばよかったかなぁ、とちょっと後悔。

コナミですが、業者日はメダルゲームに大勢の人で賑わっていたのが結構印象に残りました。音ゲーとか麻雀だけじゃない、というコナミの姿勢が伝わったというところでしょうか。もちろん、メダルゲームに期待している業者も多いと思いますので、その期待度がそのまま形になったかなぁと思います。

セガは、『Quest of D』を直に見たかったです。これだけの期待作なのですから、せめて筐体だけでも。この辺については、プライベートショウ待ち、ということでしょうか。『ザ クイズ ショウ』は、どれぐらいのお店で稼働するでしょうか。筐体の大きさもさることながら、ゲームの雰囲気とお店の雰囲気がマッチするか、その点も重要な要素ではないでしょうか。

今回のAOUは、面白いタイトルや興味深いタイトルが結構揃った感じを受けました。昨年よりは、見応えがあったのは間違いないと思います。あと重ねて書きますが、ビデオゲームにもう少し興味を引くタイトルがいくつかは欲しかったと思います。

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